iOS5にアップデートした人、4Sに買い換えの人、いろいろあると思うが、これからApple製品を使うに際してお世話になるのが、iCloudだね。
ワタクシも早速、iPhone、iPad、Macに導入してみた。
感想。なんかKindleの世界に似てる。
そうか。
クラウドというとDropBox的サービスを思い浮かべるからいけないのだな。
iCloudは、Appleで「コンテンツ」を買った人が持っているデバイスすべてに簡単にデータを落とせることが主眼で、それは共有なのだけど、デバイス間であって、ユーザー間ではないのだね。
Kindleがデバイス・アプリ間で、ブックマークとかどこまで読んだかを同期できるように、iCloudは、私のデバイス間での同期のためのサービスなのだな。
うちは3人家族だが、私がiPhoneユーザーで、妻がAndroid、倅がiPod touch化したiPhone 3Gを使っている。そこにiPadと私のMBA、でWinマシンが一台という状況。
iPadはどちらかという家族で一台かなぁ、と、私がメインに使いながらも、持ち歩きは避けて、家での使用をメインにしていた。
そんな折、iCloudを導入して気づいたのだが、これは個々人がiPhoneもiPadもMacも一台持てよというサービスに他ならないのである。一つのApple IDでそれらのデバイスを串刺しにして。というのは、iPhoneを共有する人はまれだろうが、iPadはうちのような扱いをするところもそれなりにあると思う。そこでうちのケースだと、iCloudで私のiPhoneが家のiPadと同期されるわけだが、そうすると、(個人的な)私のiPhoneと(家族みんなの)家のiPadが同期されてしまい、iPadが”私の”iPadになってしまう(アドレス帳も私のものに)。そうすると、私のiPhoneはほんとに私一人用のiPadと係累させたい!という思いが強くなるのである。だから、夫、妻、二人の子供がみんなiPhoneユーザー、という家庭は、iPadが四台必要になるのだな(たぶん)。
どうもジョブズはコンピュータやiOSデバイスを極めてパーソナルなものと考えていたらしいので、こういう個ベースの発想になるようだ。
なお、うちの状況はというと、幸いiPhoneユーザーが私だけなので、iPadの買い増しの予定はない。それもあって、同期を必要最低限のみとしアドレス帳とかメールは同期せず、まだ家庭用iPadという枠組みに抑えておりやす。
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