というわけで、長年親しんだキャリアを離れ、新たなキャリアに嫁ぐことにいたしましたわ。
ガラケー、iPhone3G、iPhone4とSBを利用してきたわけだが、幸か不幸か電波の悪さに悩まされることはそんなに無かったのである。尤も、前身のぼーだふぉんから使っていたので、ほかの良さを知らなかったので、良いも悪いもなかったのだけど。「私、夫しか知らないの…」というのとおんなじね。
で、iPhone4Sは見送ったので2年サイクルで5になったら変えようとは思ってたものの、SBに離縁状を渡す予定は特に無かったのだ。そう、あれがなければ。
プラチナバンド。
SB関係者にとってのマジックワード。SBのすべてがこの言葉の元に薔薇色になるはずだった。「つながりたい」という欲求不満を満たしてくれる、そんなあなた、プラチナバンド。七月末からはめくるめくつながりっぱなしの日々。だったはず、SBの宣伝通りであれば。
もちろん、そんな期待をしていたわけではなかったのだが、多少は変わるかなぁとは思っていた。暴力ギャンブル夫の更正をどこかで信じてやまぬ幼妻のように(ちがうか…)。
ところが、ふたを開けてみると、良くなるどころかサービス開始前からなぜか職場の電波状況が悪化し(理由は不明だが明らかな悪化だった)、プラチナ化されたのもようやく今月だった。ちなみに職場は千代田区だが。(SBのために書いておいてあげるが、プラチナ化されてからは問題ない。多少良くなったようには思う)。
これは、相当、イライラした。「私、夫のこと、信じてたんです。疑いもしなかったわ。でも、あの人、嘘をついていたんです(伏して号泣)」という感じである(ちがうが…)。これか、噂の電波最悪は!と卒然と立ち上がってしまったほどである。
そうしているうちにも、SMAPのPはプラチナのP、とばかりにCMでは、つながりっぱなしでめくるめく日々にようこそ、と盛んにうたいあげていた…
気がつくと私は妻と連れだって、auのお店を訪れていた。人々はテザリングできても、速度制限あんだぜ?などと言っているが、些末な問題だ。機種代の微々たる価格差など、どうでもよい。
裏切りも背徳もない、平凡な毎日でいいじゃないか。毎日、つながるべくしてつながる。そんなauライフ、はじまります!
0 件のコメント:
コメントを投稿